「SNS集客はもう古い」と言われても、SNSを使う人が減ったわけではありません。
総務省の調査では、インターネットを使う人の82.3%がSNSを使っていて、使い道の中でいちばん多い項目でした。
古いかどうかより、SNSと検索は役目が違うと考えるほうが、次の一手を決めやすくなります。
毎日投稿しているのに、問い合わせが増えない。
SNSをやめて、ほかの方法に切り替えたほうがいいのか、迷いますよね。
この記事では、公的な調査と公式の説明をもとに、検索とSNSの役目の違いを整理しました。
探している人に見つけてもらう検索と、まだ探していない人に知ってもらうSNSを、どう組み合わせるかまでまとめています。
- 「SNS集客は古い」と言われる理由
- 数字で見る、SNSと検索の使われ方
- 検索とSNSの役目の違いと、組み合わせ方
- どちらから始めるかの決め方
SNS集客は古い?答えは役目の違い

SNSは古くなったのではなく、検索とは役目が違います。
SNSは知ってもらう道、検索は見つけてもらう道として、分けて考えます。
答えを先に知っておけば、SNSを続けるか、やめるかで迷う時間が減ります。
「もう古い」と聞くと、今まで続けてきた投稿がむだだったように思えて、不安になりますよね。
ですが、SNSは今も多くの人が使っています。
総務省の令和7年通信利用動向調査では、インターネットを使う人のうち、「SNS(無料通話機能を含む)の利用」は82.3%でした。
インターネットの使い道の中で、いちばん高い割合です。
出典:総務省『令和7年通信利用動向調査の結果』(2026年5月)
つまり、SNSそのものが使われなくなったわけではありません。
見直したいのは、SNSだけに集客を任せる考え方です。
SNSは、まだ探していない人に知ってもらうのが得意です。
一方で、検索は、探している人に見つけてもらうのが得意です。
この記事では、2つの役目の違いと、組み合わせ方を順に見ていきます。

SNSはもう古いと聞いて、やめようか迷っています。

SNSを使う人は、今も多いです。
やめる前に、SNSにどんな役目を持たせるかを考えてみましょう。
「古い」と言われる4つの理由

投稿が埋もれやすい、フォロワーの数がお客さんの数にならない、表示はSNSのしくみで決まる、続けないと見られなくなる、の4つです。
どれも、SNSだけで集客しようとしたときに起きやすいことです。
理由を知っておけば、自分のSNSのどこを見直せばいいかが分かります。
がんばって投稿しているのに反応が少ないと、SNSのせいにしたくなりますよね。
「古い」と言われる理由は、SNSだけに頼ったときの弱さです。

1. 投稿が多く、埋もれやすい
SNSには、毎日たくさんの投稿が流れてきます。
自分の投稿は、ほかの会社や知り合いの投稿と並んで見られます。
そのため、1回の投稿が目に留まらないこともあります。
2. フォロワーの数が、お客さんの数にならない
フォロワーが増えても、その人たちが近くに住んでいるとは限りません。
フォロワーの数と、来店や問い合わせの数は別のものです。
3. 何が表示されるかは、SNSのしくみで決まる
Xの公式ヘルプでは、タイムラインに表示されるポストは、人気の高さやフォローしているアカウントからの反応など、さまざまな要素に基づいて選ばれると説明されています。
つまり、投稿すれば必ずフォロワーに見てもらえる、というわけではありません。
出典:X ヘルプセンター『Xの [おすすめ] タイムラインについて』(2026年10月確認)
4. 続けないと、見てもらえなくなる
SNSの投稿は、あとから来るほかの投稿に押されて流れていきます。
投稿が止まると、見てもらう機会も減っていきます。
4つとも、SNSが役に立たないという話ではありません。
SNSだけで、知ってもらうところから問い合わせまでをすべてまかなおうとすると、無理が出やすいということです。
数字で見るSNSと検索の使われ方

インターネットを使う人のうち、SNSは82.3%、検索サービスは77.5%が使っています。
SNSも検索も、多くの人が毎日のように使う道です。
数字で確かめておけば、「古い」という言葉にふり回されずに済みます。
人の話やネットの記事ごとに言うことが違って、何を信じればいいのか分かりにくいですよね。
公的な調査を見ると、SNSも検索も、多くの人が使っています。
インターネットの使い道
総務省の令和7年通信利用動向調査で、インターネットを使う人に使い道を聞いた結果の上位は、次のとおりです。
| 使い道 | 割合 |
|---|---|
| SNS(無料通話機能を含む)の利用 | 82.3% |
| 電子メールの送受信 | 78.2% |
| 検索サービスの利用 | 77.5% |
| 動画投稿・共有サイトの利用 | 63.6% |
| ホームページやブログの閲覧など | 56.5% |
出典:総務省『令和7年通信利用動向調査の結果』(2026年5月)
SNSと検索サービスの差は、5ポイントほどです。
どちらか一方だけが使われている、ということではありません。
SNSを使う目的
同じ調査で、SNSを使う人に目的を聞くと、いちばん多いのは「従来からの知人とのコミュニケーションのため」で86.6%でした。
次に多いのが、「知りたいことについて情報を探すため」で66.0%です。
「ひまつぶしのため」は36.8%でした。
多い順に、知人とのやりとり、情報探し、ひまつぶしです。
SNSで調べものをする人も、多いことが分かります。
出典:総務省『令和7年通信利用動向調査の結果』(2026年5月)
よく使われているSNS
総務省情報通信政策研究所の調査では、13〜79歳の利用率は、LINEが92.9%、YouTubeが81.5%、X(旧Twitter)が44.7%でした。
Xは、20代では73.4%と、ほかの年代より高くなっています。
出典:総務省情報通信政策研究所『令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要)』(2026年6月)

どのSNSが合うかは、お客さんの年代によって変わります。
選び方は、SNSで集客する方法の記事でくわしく書きました。
検索とSNSの役目の違い

検索は、探している人に見つけてもらう道です。
SNSは、まだ探していない人に知ってもらう道です。
2つの役目を分けておけば、それぞれに何を期待するかがはっきりします。
SNSにも検索にも、同じように「問い合わせを増やしてほしい」と期待して、がっかりしていませんか。
違いは、相手が探しているかどうかです。
検索は、探している人に見つけてもらう
Googleの公式の説明では、ユーザーがGoogleで検索すると、Googleはユーザーの検索語句に関連する情報を返します。
検索する人は、「〇〇市 美容室」のように、自分から言葉を入れて探しています。
そのため、検索で見つかると、問い合わせや予約に近い人に読んでもらえます。
出典:Google 検索セントラル『Google 検索の仕組みに関する詳細ガイド』(2025年12月更新)
SNSは、まだ探していない人に知ってもらう
Xの公式ヘルプでは、[おすすめ]タイムラインに、フォローしていないアカウントのポストが表示されることがあると説明されています。
SNSでは、お店を探していない人の目にも、投稿が入ることがあります。
そのため、まだお店を知らない人に、名前や仕事の様子を知ってもらう入口になります。
出典:X ヘルプセンター『Xの [おすすめ] タイムラインについて』(2026年10月確認)
2つの違いを表にまとめると、次のとおりです。
| くらべること | 検索 | SNS |
|---|---|---|
| 相手 | 探している人 | まだ探していない人 |
| きっかけ | 自分で言葉を入れる | 流れてきた投稿を見る |
| 得意なこと | 見つけてもらう | 知ってもらう・覚えてもらう |
| 置いておく中身 | 料金・場所・流れなど、くわしい説明 | 仕事の様子・お知らせなど、短い話 |
検索のしくみや、検索で見つかるためにすることは、SEO対策とはの記事でまとめています。

投稿を見てくれる人はいるのに、予約につながらないんです。

SNSは、まだ探していない人に知ってもらう道です。
予約の前に、検索で確かめる人もいるので、検索で見つかる場所も整えておきましょう。
注意:SNSだけに頼るときの4つ

SNSだけに頼ると、投稿が止まったときに見られなくなり、くわしい説明を置く場所もなくなります。
SNSを続けながら、検索で見つかる場所も用意しておきます。
弱いところを先に知っておけば、SNSの努力をむだにせずに済みます。
SNSだけで手いっぱいで、ほかのことまで考えられない、という声もよく聞きますよね。
気をつけたいのは、SNSだけに集客を任せることです。
SNSだけに頼るときに、気をつけたいことは次の4つです。
- 投稿が止まると、見てもらう機会が減る
- お店の名前で検索されたときに、くわしい情報が見つからない
- 料金や流れなど、くわしい説明を置く場所がない
- 見てもらえるかどうかが、SNSのしくみに左右される
名前で検索されたときに、困らないようにする
SNSで気になった人が、お店の名前で検索して確かめることもあります。
そのときに、ホームページやGoogleマップの情報が見つからないと、問い合わせの手前で止まってしまうかもしれません。
くわしい説明は、自分の場所に置く
SNSの投稿は短く、流れていきます。
料金・場所・予約の流れのような、何度も見返されるくわしい説明は、ホームページに置いておくと案内しやすくなります。
ホームページの見直し方は、ホームページで集客できない原因の記事でまとめています。
SNSを続けることと、検索で見つかる場所を用意することは、どちらか1つを選ぶものではありません。
SNSが向いている4つの場面

新しいお知らせ、仕事の様子、人柄、名前を覚えてもらうことは、SNSが向いています。
検索だけでは届かない人に、知ってもらうきっかけになります。
向いている場面を知っておけば、SNSに何を投稿すればいいかが決まります。
SNSが古くないなら、何を投稿すればいいのか、あらためて迷ってしまいますよね。
SNSが向いているのは、探していない人に知ってもらう場面です。
- 新しいメニューや、お休みなどのお知らせ
- 仕事の様子(作業の前と後、準備の風景)
- 働く人の人柄や、仕事で気をつけていること
- お店や会社の名前を、くり返し見て覚えてもらうこと
たとえば、新しいメニューを始めたことは、まだ誰も検索してくれません。
知らない言葉は、探しようがないからです。
そうしたお知らせを先に届けられるのが、SNSのよいところです。
また、仕事の様子や人柄は、くり返し見てもらうことで伝わります。
くわしい説明はホームページに置き、SNSでは短い話を続けると、役目を分けやすくなります。
投稿の型の決め方や、続けるコツは、SNSで集客する方法の記事でくわしく書きました。

検索で見つかるなら、SNSはいらないのでは?

検索は、探している人にしか届きません。
新しいメニューや仕事の様子を知ってもらうのは、SNSが向いています。
組み合わせ方:SNSで知り、検索で確かめる

SNSで知ってもらい、検索で確かめてもらい、問い合わせにつなげます。
それぞれの道に、次の場所への案内を置いておきます。
つなぎ方を決めておけば、SNSで知った人を問い合わせまで案内できます。
SNSとホームページを別々に動かしていて、つながっていないと感じることはありませんか。
組み合わせの基本は、知る、確かめる、問い合わせるの順です。

SNSから、くわしい説明へ案内する
SNSのプロフィールには、ホームページのリンクを入れておきます。
投稿で気になった人が、くわしい説明をすぐに読めるようにするためです。
プロフィールの整え方は、Xの企業アカウントの始め方の記事でまとめています。
検索で見つかる場所を整える
お店の名前で検索されたときに、ホームページやGoogleマップの情報が出るようにしておきます。
また、「地域名+業種」のように、お客さんが探すときの言葉で見つかる記事があると、探している人にも届きます。
ホームページから、問い合わせへ案内する
ホームページには、料金や流れのあとに、問い合わせや予約の方法を分かりやすく置いておきます。
SNSで知った人も、検索で来た人も、最後は同じ入口から問い合わせられるようにします。
美容室を例にした、予約サイト以外の道のつくり方は、美容室の集客の記事でまとめています。
どちらから始めるかの決め方

お客さんが探してくれる言葉があるなら、まず検索で見つかる場所から整えます。
まだ知られていない新しいサービスなら、SNSで知ってもらうことも早めに始めます。
始める順番を決めておけば、少ない時間でも手をつけやすくなります。
両方やったほうがいいのは分かっていても、時間も人も足りないですよね。
決め方の基本は、お客さんが探しているかどうかです。
| お店・会社の状況 | まず始めること |
|---|---|
| 「地域名+業種」で探されている(美容室・整骨院・工務店など) | 検索で見つかる場所(ホームページ・Googleマップ・記事) |
| 新しいサービスで、まだ言葉で探されていない | SNSで知ってもらう+くわしい説明を置くホームページ |
| すでにSNSを続けている | 名前で検索されたときの情報を整える |

すでにSNSを続けているなら、名前の検索に備えて、ホームページやGoogleマップの情報を整えておきます。
当社では、検索で見つかる記事と、SNSの投稿の両方をお受けしています。
料金は、次のとおりです(すべて税込)。
| サービス | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| SEO記事の制作・投稿 | 10,000円(1本) | 検索キーワードの調査・執筆、画像の作成・掲載、修正1回 |
| SNS運用代行(X) | 50,000円(月) | 1日1投稿(月30本目安)、1日3投稿まで同額、お願いするのは内容の確認だけ、修正1回 |
| 記事 月4本+SNS運用代行 | 月額90,000円 | 初期費用なし |
当社の料金は2026年10月時点です。
最低契約期間はありません。
X運用代行で頼めることと頼めないことは、X運用代行とはの記事でまとめています。
くわしい内容はサービスのページに、料金は料金のページにまとめています。

両方やる時間がないときは、どうすればいいですか。

まずは、お客さんが探してくれる言葉があるかで、始める順番を決めます。
手が回らない所だけを、任せる方法もあります。
よくある質問

SNSをやめるべきか、小さなお店でも検索で見つかるか、どのSNSを選ぶか、時間がないとき。
よく聞かれる4つに答えます。
気になる点を先に解消できれば、次にすることを決めやすくなります。
ここまで読んで、まだ迷っていることはありませんか。
SNSは、やめたほうがいいですか
やめる前に、SNSにどんな役目を持たせるかを見直してみてください。
SNSは、まだ探していない人に知ってもらう道です。
問い合わせまでをSNSだけに任せていたなら、検索で見つかる場所を足すことで、役目を分けられます。
小さなお店でも、検索で見つかりますか
お店の名前で検索されたときに、ホームページやGoogleマップの情報が出るようにしておくことから始められます。
検索のしくみと最初にやることは、SEO対策とはの記事でまとめています。
SNSは、どれを選べばいいですか
お客さんの年代で選びます。
総務省情報通信政策研究所の調査では、Xの利用率は20代で73.4%と、ほかの年代より高くなっています。
選び方は、SNSで集客する方法の記事でくわしく書きました。
出典:総務省情報通信政策研究所『令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要)』(2026年6月)
時間がなくて、どちらも続けられません
まずは、お客さんが探してくれる言葉があるかで、どちらから始めるかを決めてください。
続けられない所だけを任せるという選び方もあります。
まとめ:SNSは知ってもらう道、検索は見つけてもらう道

SNSは古くなったのではなく、検索と役目が違います。
SNSで知ってもらい、検索で確かめてもらう形に組み合わせます。
さいごに、要点をふり返ります。
- SNSは今も多くの人が使っている。
インターネットを使う人の82.3%がSNSを使っている(令和7年通信利用動向調査) - 検索は探している人に見つけてもらう道、SNSはまだ探していない人に知ってもらう道。
役目を分けて考える - SNSで知ってもらい、検索で確かめてもらい、問い合わせにつなげる。
始める順番は、お客さんが探しているかどうかで決める
まず、お店の名前で検索して、ホームページやGoogleマップの情報が出るかを確かめてみてください。
SNSは古いのではなく、検索と組み合わせて使う道です。
記事とSNSのどちらから始めるか迷うときは、お問い合わせフォームからご相談ください。
お見積りまでは無料です。

