ホームページ制作を格安で頼む前に|契約で確かめる8つのこと

格安のホームページ制作は、契約で確かめる8つ。総額と中身で比べる コラム

格安のホームページ制作は、頼みたいことに合えばよい選び方です。
大事なのは、表示された金額だけでなく、総額と、料金に何が含まれるかを契約の前に確かめることです。
確かめておけば、あとから「思っていたのと違う」となることを減らせます。

「できるだけ安く作りたいけれど、安いところに頼んで大丈夫かな」と迷っていませんか。
料金の書き方は会社ごとに違うので、比べ方が分からないのも当然です。

この記事では、格安のホームページ制作を頼む前に、契約で確かめる8つをまとめました。
どの会社が良い・悪いではなく、自社に合うかを自分で判断できる形にしています。

  • 契約の前に確かめる8つと、聞き方
  • 総額の出し方(初期費用・月額・契約の期間)
  • 格安が合う会社・合いにくい会社の分かれ目
  • 決めたことを書面に残す理由
吉村浩平

《この記事を書いた人》
吉村浩平(アプリコットフィルム代表)
Web集客の専門家。
これまでSEO記事を1,000本以上制作。
自社でも集客サイトを複数運営し、検索1位を獲得。
開始半年で月30万円、累計数百万円の収益を上げています。
記事は、公的な調査や各社の公開資料などの一次情報をもとに執筆しています。

契約の前に確かめる8つ

契約の前に確かめる8つは、4つのまとまりで聞く(名義:ドメイン・サーバー、費用:月額・更新・解約、制作:修正・原稿、公開後:更新・データ)

確かめるのは、名義・費用・修正・原稿・公開後の更新・データに関わる8つです。
金額は、表示された額ではなく総額で比べます。

8つを先に知れば、見積もりを同じ物差しで比べられます。
「料金表を見ても、何が違うのか分からない」と感じていませんか。
料金の差は、どこまで頼むかの差であることが多いと考えています。

確かめる8つの一覧

  • ドメインの名義:登録者は誰になるか
  • サーバーの契約:契約者は誰になるか
  • 月額・更新の費用:毎月・毎年いくらかかるか
  • 契約の期間と解約:最低契約期間と、やめるときの条件
  • 修正の回数:何回まで、どこまでが修正か
  • 原稿の用意:文章と写真を誰が用意するか
  • 公開後の更新:誰が、どう頼んで、いくらかかるか
  • データ:やめるときに持ち出せるか
確かめる8つの4つのまとまり。名義はドメイン・サーバー、費用は月額・更新・解約、制作は修正・原稿の用意、公開後は更新・データ

8つは、4つのまとまりで聞く

8つは、名義・費用・制作・公開後の4つのまとまりに分けられます。
名義はドメインとサーバー、費用は月額・更新・解約、制作は修正と原稿、公開後は更新とデータです。
次の章から、まとまりごとに確かめ方を書きます。

見積もりで聞くときの言い方

聞き方は、そのまま読める文にしておくと楽です。

  • 「ドメインとサーバーは、誰の名義で契約しますか」
  • 「初期費用のほかに、毎月・毎年かかる費用はありますか」
  • 「最低契約期間と、途中でやめるときの費用を教えてください」
  • 「修正は何回まで、どこまでが料金に含まれますか」
  • 「文章と写真は、どちらが用意しますか」
  • 「やめるとき、デザインや文章のデータはもらえますか」
相談者
相談者

8つも聞いたら、面倒な客だと思われませんか。

アプリコットフィルム
アプリコットフィルム

契約の中身を確かめるのは、頼む側として当たり前のことです。
答えをはっきり返してくれるかも、会社を選ぶ材料になります。
8つを紙に書いて、見積もりのときにそのまま聞いてみてください。

ドメインとサーバーの名義

ドメインとサーバーの名義は誰になるかを聞く(ドメインの登録者は誰か、サーバーの契約者は誰か、ログインの情報を自社で持つ)

ドメイン(ホームページの住所)の登録者と、サーバーの契約者が誰になるかを確かめます。
あとから変えにくい所なので、契約の前に聞いておきます。

名義を確かめれば、ホームページの住所を守れます。
「ドメインやサーバーと言われても、正直よく分からない」という方も多いですよね。
ここは、制作会社を変えるときに効いてくる所です。

ドメインとサーバーとは

言葉意味
ドメインホームページの住所(例:〇〇.co.jp)
サーバーホームページのデータを置いておく場所

ドメインは「登録者」を確かめる

ドメインには、登録者(そのドメインを登録した人や会社)がいます。
たとえば、JPRS(日本レジストリサービス)の汎用JPドメイン名の規則では、ドメイン名の廃止の届け出や移転の申請は、登録者が行うと定められています。
つまり、登録者が制作会社になっていると、自社だけでは移す手続きを進められません。
登録者を自社にできるか、できない場合は、やめるときに移してもらえるかを聞いておきます。

出典:JPRS(株式会社日本レジストリサービス)『汎用JPドメイン名登録等に関する規則』第23条・第25条(2022年11月13日施行版)

サーバーは契約者を確かめる

サーバーも、誰が契約するかで、やめるときの手間が変わります。
制作会社がまとめて契約する形なら、やめるときにデータをどう渡してもらえるかを確かめます。
自社で契約する形なら、ログインの情報を自社で持っておきます。

名義の確かめ方。ドメインは登録者は誰か、サーバーは契約者は誰か、ログインの情報は自社で持っておく
相談者
相談者

今のホームページのドメインが、誰の名義か分かりません。

アプリコットフィルム
アプリコットフィルム

まずは、作った会社に、ドメインの登録者とサーバーの契約者を聞いてみてください。
自社で持っておくのは、ログインの情報です。
登録者を自社にできるか、やめるときに移してもらえるかも、あわせて聞いておきましょう。

月額・更新・解約の条件

金額は総額で比べる(初期費用、月額×契約の月数、途中でやめる場合は解約の費用)

総額は、初期費用・月額や年額・契約の期間・解約の費用から出します。
最低契約期間と、やめるときの条件も先に確かめます。

総額を出せば、本当の安さが分かります。
「初期費用0円」と書いてあると、それだけで安く感じますよね。
ところが、ホームページは公開したあとも費用がかかることがあります。

総額の出し方

費用確かめること
初期費用最初に払う金額と、含まれる作業
月額・年額毎月・毎年払う金額と、何に払うのか
契約の期間最低で何か月払うか
解約の費用途中でやめるときにかかる金額

比べるときは、初期費用+月額×契約の月数で、総額を出しておきます。
途中でやめる場合は、解約の費用も足します。
ドメインやサーバーの費用が料金に含まれるかどうかも、会社によって違います。

総額の出し方。初期費用(最初に払う金額)+月額×契約の月数(最低で何か月払うか)+解約の費用(途中でやめるとき)

ドメインとサーバーの費用も足す

ドメインとサーバーには、制作の料金とは別に、使い続けるための費用がかかります。
制作の料金に含まれる形と、自社で別に払う形があります。
含まれる形なら、やめたあとにドメインとサーバーをどうするかも、あわせて確かめます。

最低契約期間と解約の条件

月額で払う形では、最低契約期間が決まっていることがあります。
期間の途中でやめると、残りの月の分や解約の費用がかかる場合もあります。
次の3つを、見積もりのときに聞いておきます。

  • 最低契約期間は何か月か
  • 期間の途中でやめるとき、いくらかかるか
  • 自動で更新されるか、やめるときはいつまでに伝えるか

修正の回数と原稿の用意

修正の回数と原稿の用意。料金に含まれる範囲を聞く(修正は何回まで、どこまでが修正か、文章は誰が用意するか、写真は誰が用意するか)

修正は何回まで・どこまでかと、文章や写真を誰が用意するかを確かめます。
原稿を自社で用意する形なら、その分の時間が要ります。

ここを確かめれば、追加の費用で慌てません。
「直してほしい所が出たら、そのたびにお金がかかるのかな」と不安になりますよね。
修正と原稿は、料金に含まれる範囲が会社によって違う所です。

修正は「回数」と「範囲」を聞く

修正には、何回まで料金に含まれるかという回数の決まりがあります。
もう1つ、どこまでを修正として受けてもらえるかという範囲も大事です。
文字や写真の差し替えは修正でも、ページを足すのは追加の作業、という分け方もあります。
回数を超えたときの費用も、先に聞いておきます。

文章と写真は誰が用意するか

ホームページの文章(原稿)と写真を、誰が用意するかも確かめます。
自社で用意する形なら、料金は抑えやすい一方で、書く時間と撮る時間が要ります。
制作会社が文章を書く形なら、何を聞き取って書くのかを確かめます。

何を載せるかは、ホームページの中身そのものです。
作る前に決めておくことは、中小企業が作る前に決める5つでまとめました。

公開後の更新とデータ

公開後の更新とデータ。ホームページは公開してからが使う期間(自社で直せるか、頼み方と費用、データを持ち出せるか)

公開後に誰がどう更新するかと、やめるときにデータを持ち出せるかを確かめます。
ホームページは、公開してからが使う期間です。

公開後を決めておけば、作ったきりになりません。
「公開したら終わり」と思っていると、あとで困ることがありますよね。
料金や営業時間が変わったときに、すぐ直せるかが大事です。

公開後の更新の頼み方

  • 自社で直せるか(管理画面を使えるか)
  • 制作会社に頼むときは、どう頼むか(メール・電話・フォーム)
  • 1回いくらか、月額に含まれるか
  • 頼んでから直るまで、どれくらいかかるか

何を・どれくらい更新するかは、ホームページの更新の記事でまとめました。

データを持ち出せるか

ホームページの文章やデザイン、写真には、著作権があります。
文化庁は、著作物の創作を他人や他社に委託した場合は、料金を払ったかどうかに関わらず、実際に創作した受注者側が著作者になると説明しています。
そのため、発注した側が納品後に使うには、そのための契約をあらかじめ交わしておくことが必要とされています。
制作会社を変えるときに、今のデザインや文章を使い続けられるかを、契約の前に聞いておきます。

出典:文化庁 著作権課『著作権テキスト -令和6年度版-』

相談者
相談者

お金を払って作ったのに、自由に使えないこともあるんですか。

アプリコットフィルム
アプリコットフィルム

文化庁は、委託して作ったものは、実際に作った側が著作者になると説明しています。
納品後にどう使えるかは、契約で決めておくことになります。
制作会社を変えたときに使い続けられるかを、契約の前に聞いておきましょう。

格安が合う会社・合わない会社

格安が合う会社・合わない会社。頼みたいことが料金に含まれるか。文章と写真を自社で用意できるなら格安が合いやすく、何を載せるかから相談したいなら合いにくい

原稿を自社で用意でき、ページが少なくてよく、更新も自分でするなら、格安の制作が合いやすくなります。
何を載せるかから相談したいなら、その分を含む制作が合います。

分かれ目を知れば、自社に合う頼み方を選べます。
「安いほうがいいけれど、安いと困るのでは」と迷いますよね。
大事なのは、安いか高いかではなく、頼みたいことが料金に含まれているかです。

確かめること格安が合いやすい合いにくい
原稿の用意文章と写真を自社で用意できる何を載せるかから相談したい
ページの数少なくてよい(会社の案内だけ)料金・流れ・よくある質問まで載せたい
検索名前で探す人に見つかればよい困りごとの言葉で探す人にも見つけてほしい
公開後自社で更新できる記事を足していきたい

この分け方は、当社の考えです。
同じ会社でも、プランによって含まれるものは変わります。

格安が合いやすい会社。原稿の用意は文章と写真を自社で用意できる、ページの数は少なくてよい、公開後は自社で更新できる

会社の良し悪しの話ではない

格安の制作には、決まった中身を、早く・安く作るという強みがあります。
会社の案内があればよいなら、格安の制作は合う選び方です。
一方で、検索から問い合わせを増やしたいなら、何を載せるか・どう見つけてもらうかまで含めて考えます。
検索で見つかる仕組みは、SEO対策とは?の記事でまとめました。

相談者
相談者

うちは文章を書く時間がないので、そこまで頼める所がよさそうです。

アプリコットフィルム
アプリコットフィルム

はい、頼みたいことがはっきりすると、比べやすくなります。
見積もりのときは、文章を書くところが料金に含まれるかを聞いてみてください。
8つの確認とあわせて聞けば、総額と中身の両方で比べられます。

注意:決めたことは書面に

注意:決めたことは書面に残す(口約束で決めない、含まれる作業を見積書で確かめる、書いていないことはメールで答えをもらう)

確かめた8つが、見積書・契約書・利用規約に書いてあるかを確かめます。
書いていないことは、メールで答えをもらっておきます。

書面に残せば、あとで確かめられます。
「話して決めたから大丈夫」と思いがちですよね。
ところが、担当の人が変わることもあり、口で聞いた話はあとから確かめにくくなります。
口約束で決めず、書面で確かめます。

  • 見積書に、含まれる作業と含まれない作業が書いてあるか
  • 契約書や利用規約に、最低契約期間と解約の条件が書いてあるか
  • ドメインの登録者・サーバーの契約者・データの扱いが書いてあるか
  • 書いていないことは、メールで答えをもらっておく

分からない言葉は、その場で聞く

契約書には、「著作権」「解約」「更新」のような言葉が出てきます。
意味が分からないまま署名せず、その場で聞いて、答えをメールでもらっておきます。
依頼のどの段階で何を確かめるかは、ホームページ作成の依頼の流れでまとめました。

当社の制作に含まれるもの

当社の制作に含まれるもの。アプリコットフィルムのホームページ制作は200,000円〜(1回・税込)。載せる内容を決めて文章を書く、検索で見つかる設計、制作・公開、修正2回、約2か月。当社の料金ページの画面

当社のホームページ制作は、200,000円〜(1回・税込)です。
載せる内容を決めて文章を書くところから、検索で見つかる設計、制作・公開、修正2回までを含みます。

含むものを知れば、8つと照らし合わせて比べられます。
「結局、いくらで、何をしてくれるの」と気になりますよね。
当社の料金も、この記事の8つで確かめられるように書いておきます。

項目当社のホームページ制作
料金200,000円〜(1回・税込)
含むもの載せる内容を決めて、文章を書く
検索で見つかる設計
制作・公開
修正2回
期間約2か月(ページ数によって変わります)
含まないものサーバー・ドメインの費用(契約の手順はご案内します)
最低契約期間なし
お支払い先払い

当社の料金は、文章を書くところと、検索で見つかる設計を含めた金額です。
そのため、原稿を自社で用意できて、ページが少なくてよい場合は、ほかの頼み方のほうが合うこともあります。

公開後の記事は1本ずつ

公開後に記事を足すときは、SEO記事の制作・投稿を1本10,000円(税込)で頼めます。
検索キーワードの調査・執筆、画像の作成・掲載、修正1回を含みます。
くわしくはサービスと料金のページにまとめています。

よくある質問

よくある質問(格安の制作会社は危ないか、名義が制作会社だったら、自分で作るのとどちらがいいか、相場はいくらか)

格安は危ないか、名義が制作会社だったら、自分で作るのとどちらがいいか、相場はいくらか。
よく聞かれる4つに答えます。

答えを知っておけば、次に何をするかが決まります。
ここまで読んで、まだ気になる点が残っていませんか。

格安の制作会社は危ないですか

安いこと自体で、良い・悪いは決まりません。
頼みたいことが料金に含まれていて、8つの答えがはっきりしていれば、合う選び方です。
答えがあいまいな所は、書面で確かめてから決めます。

ドメインの名義が制作会社なら?

まずは、登録者を自社に移せるか、移すときの手続きと費用を聞きます。
JPRSの汎用JPドメイン名の規則では、移転は、登録者と相手が合意したうえで、登録者が申請するものとされています。
作り直しを考えているなら、ホームページリニューアルの費用と進め方も参考にしてください。

自分で作るのとどちらがいい?

ホームページを作るツールを使えば、自分で作ることもできます。
その場合は、作る時間と、文章を書く時間が要ります。
検索で見つけてもらう工夫を自分でするなら、SEO対策を自分でする記事が参考になります。

相場はいくらですか

ページの数や、どこまで頼むかで変わります。
中小企業の目安と見積もりの見方は、ホームページ制作の相場の記事でまとめました。

まとめ:総額と中身で選ぶ

まとめ:総額と中身で選ぶ。契約の前に8つを確かめる、総額で比べる、決めたことは書面に残す

格安のホームページ制作は、頼みたいことが料金に含まれていれば、合う選び方です。
契約の前に8つを確かめ、総額と中身で比べます。

さいごに、要点をふり返ります。

  1. 契約の前に8つを確かめる。
    名義・費用・修正・原稿・公開後の更新・データ
  2. 総額で比べる。
    初期費用+月額×契約の月数、途中でやめるなら解約の費用も
  3. 決めたことは書面に残す。
    見積書・契約書・利用規約で確かめる

今日できるのは、8つを紙に書き出すことです。
見積もりのときにそのまま聞けば、自社に合う会社を選びやすくなります。

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ご相談からお見積りまでは無料です。