YouTubeでの集客は、向いている会社ならできます。
ただし、どの会社にも合う方法ではありません。
説明に時間がかかる仕事や、人柄で選ばれる仕事ほど、動画が役に立ちます。
YouTubeを始めたいけれど、本当にお客さんが来るのか、不安になっていませんか。
撮影や編集の時間がとれるか、続けられるかが心配な方もいるでしょう。
この記事では、YouTubeの公式の説明と、さまざまなYouTubeチャンネルの編集・運用に携わってきた経験をもとに、始める前に確かめることをまとめました。
撮影だけを自分で行い、企画や編集を任せる進め方も紹介します。
この記事で分かることは、次の4つです。
- YouTubeで集客できる仕組み
- YouTube集客に向いている会社・向いていない会社
- 始める前に決める4つのこと
- 撮影だけ自分で行い、ほかを任せる進め方と料金
YouTubeで集客はできる?向き不向きで決まる

YouTubeは多くの人が使っていて、集客の入口になります。
ただし、向いているかどうかは、仕事の中身で変わります。
向き不向きが先に分かれば、時間とお金をむだにせずに済みます。
「YouTubeで集客」と聞いても、自分の会社でうまくいくのか、ピンとこないですよね。
まず、YouTubeを使っている人の多さから確かめます。
全年代の81.5%がYouTubeを使っている
総務省の調査では、13歳から79歳までの全年代で、YouTubeの利用率は81.5%でした。
同じ調査で、X(旧Twitter)は44.7%です。
出典:総務省 情報通信政策研究所『令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』(2026年6月公表、調査は2025年12月・13〜79歳の1,800人)
つまり、お客さんになる人の多くが、ふだんからYouTubeを見ているということです。
使われていることと、集客できることは別
一方で、多くの人が使っていても、それだけでお客さんが来るわけではありません。
さまざまなYouTubeチャンネルの編集・運用に携わってきた経験では、集客につながるかどうかは、仕事の中身と始め方で大きく変わる、と考えています。
そこでこの記事では、向いている会社と、向いていない会社を分けて書きます。
再生回数が多ければ、集客できるのでは
再生回数が増えれば、そのぶんお客さんも増える、と考える方もいます。
たしかに、見てもらえなければ始まりません。
しかし、売りたいサービスと関係のない人ばかりが見ていても、問い合わせにはつながりにくくなります。
大切なのは、買う前の見込み客に見てもらうことです。
YouTubeで見つけてもらう3つの道

動画が見つかる道は、YouTube検索・おすすめ・ホームページなどの外部の3つです。
登録者が少なくても、検索で見つけてもらえることがあります。
3つの道が分かれば、どんな動画を作ればよいかが見えてきます。
動画を出しても、誰にも見られないのでは、と心配になりますよね。
YouTube Studioでは、視聴者がどこから動画にたどり着いたかを、トラフィック ソースとして確かめられます。
- YouTube検索:調べた言葉から、動画にたどり着く
- おすすめ:ホーム画面や次の動画として表示される
- 外部:ホームページなど、動画のリンクや埋め込みがある場所から来る
出典:YouTube ヘルプ『YouTube 動画のリーチについて理解する』(2026年10月確認)

YouTube検索は、再生回数の多い順ではない
YouTubeのヘルプによると、YouTube検索では、検索した言葉に関連が最も高い動画が表示されます。
見られているのは、タイトル・説明・動画の中身が検索とどれだけ合っているかや、検索から多く見られた動画はどれか、などです。
さらに、検索結果は、その検索で最も多く視聴された動画の一覧ではない、とも書かれています。
つまり、始めたばかりのチャンネルでも、お客さんが調べる言葉に答える動画なら、見つけてもらえる可能性があります。
おすすめは、見た人の満足を見ている
おすすめについて、YouTubeのヘルプは、視聴者が動画のどれくらいの割合を見たかと、満足したかどうかで判断されると説明しています。
見た人の役に立つ動画を積み上げることが、どの道にも共通する土台です。
出典:YouTube ヘルプ『YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング』(2026年10月確認)
ホームページと動画を、行き来できるようにする
外部の道は、ホームページや記事に動画を載せることで作れます。
反対に、動画の説明欄にホームページのリンクを置けば、動画を見た人が料金や流れを確かめられます。
YouTubeだけで終わらせず、ホームページと組み合わせると、問い合わせまでの道がつながります。
YouTube集客に向いている会社

説明に時間がかかる仕事、人柄で選ばれる仕事、よく同じ質問をされる仕事に向いています。
話す人を決められることも条件です。
自分の会社が当てはまるか分かれば、始めるかどうかを決めやすくなります。
動画が合う仕事なのか、自分では判断しにくいですよね。
さまざまなYouTubeチャンネルの編集・運用に携わってきた経験では、次の4つに当てはまる会社は、YouTubeに向いていると考えています。
- 説明に時間がかかる仕事(中身や流れが、文章だけでは伝わりにくい)
- 人柄や考え方で選ばれる仕事(「この人に頼みたい」で決まる)
- お客さんから、よく同じ質問をされる仕事
- 社長や先生など、話す人を決められる
たとえば、士業や講座、専門のサービス
税理士・社労士などの士業は、仕事の質がほかの事務所と比べにくい仕事です。
よくある相談に答える動画なら、考え方や人柄を先に伝えられます。
自分のコンテンツや講座を売りたい人も、買う前に調べる人の疑問に、動画で答えられます。
よく聞かれる質問は、そのまま企画になる
お客さんから何度も聞かれる質問は、ほかの見込み客も調べている疑問です。
質問に1つずつ答える動画は、YouTube検索で見つけてもらう入口になります。
売りたいサービスから企画を立てる手順は、YouTubeの企画の立て方|サービスにつなぐ手順と出す順番でくわしく書きました。
YouTube集客に向いていない会社

今すぐ売上を増やしたい会社、地図で選ばれるお店、話す人と時間を決められない会社は、先にほかの手段から始めます。
YouTubeが悪いのではなく、始める順番の問題です。
向いていない場合が分かれば、先にやるべき手段を選べます。
せっかく始めるなら、むだにしたくないですよね。
さまざまなYouTubeチャンネルの編集・運用に携わってきた経験では、次の3つに当てはまる場合は、YouTubeを後回しにしたほうがよい、と考えています。
- 今月・来月の売上をすぐに増やしたい
- 近くの人が、地図で探して決めるお店が中心
- 話す人も、撮る時間も決められない
すぐの成果がほしい場合
アプリコットフィルムのYouTube運用代行は、最初の数か月、売り込みを控えて、見つけてもらえる動画を積み上げることを優先しています。
そのため、すぐに問い合わせを増やしたい場合には、向いていません。
地図で選ばれるお店なら、Googleマップから
「近くの美容室」「〇〇駅 整体」のように探す人は、Googleマップで何軒かを比べ、口コミの数と中身を読んで決めています。
こうしたお店は、YouTubeより先に、Googleマップの情報と口コミを整えるほうが近道です。
Googleマップで見つけてもらう考え方は、MEO対策とはで書きました。
話す人と時間が決まらない場合
YouTubeは、話す人がいて、撮る時間がとれて、はじめて続けられます。
決まらないうちは、先にホームページの記事で、よくある質問に答えていく方法もあります。
検索で見つけてもらう基本は、SEO対策とはで書きました。

地域のお店でも、YouTubeから始めたほうがいいですか。

近くの人が地図で探して決めるお店なら、先にGoogleマップの情報と口コミを整えるほうが近道です。
YouTubeは、始める順番を決めてから考えましょう。
始める前に決める4つのこと

誰に見てほしいか、何を申し込んでほしいか、何を成果として数えるか、誰が話して撮るか、の4つです。
決めずに始めると、途中で迷いやすくなります。
4つを先に決めておけば、始めてから迷わずに済みます。
とりあえず始めてみたいのに、決めることが多いと、面倒に感じますよね。
それでも、この4つだけは先に決めておくことをおすすめします。

1. 誰に見てほしいか
見てほしいのは、売りたいサービスを買う前の人です。
「何に困って、何を調べているか」まで決めると、企画がぶれにくくなります。
2. 動画を見たあと、何を申し込んでほしいか
動画を見た人に、最後に何を申し込んでほしいかを決めます。
相談なのか、講座なのか、来店なのかで、説明欄に置くリンク先が変わります。
3. 何を成果として数えるか
アプリコットフィルムは、再生回数や登録者数を増やすことそのものを、目的にはしていません。
困りごとを調べている人に見つけてもらい、専門性や人柄を伝えて、問い合わせにつなげることが目的です。
そのために、次のような所を確かめます。
- YouTube検索で、どんな言葉から見られているか
- 名前での検索や、ホームページへの訪問が増えたか
- 問い合わせで「動画を見た」と言われるか
YouTube Studioの「トラフィック ソース: YouTube 検索」では、視聴者が検索した言葉を確かめられます。
出典:YouTube ヘルプ『YouTube 動画のリーチについて理解する』(2026年10月確認)
4. 誰が話して、誰が撮るか
話す人は、社長や先生など、お客さんが「この人に頼みたい」と思う人が向いています。
撮るのは、話す人自身でも、スタッフでもかまいません。
撮影の進め方は、次の章で書きます。
撮影だけ自分で、ほかは任せる進め方

企画・台本・編集・サムネイル・投稿は任せて、撮影だけ自分で行う進め方があります。
撮影は、スマホでも大丈夫です。
撮影だけに絞れば、本業の合間でもYouTubeを続けやすくなります。
企画を考えたり、編集したりする時間がない、という方は多いですよね。
アプリコットフィルムのYouTube運用代行は、撮影だけお願いする形です。

| やること | 行う人 |
|---|---|
| 企画(何を撮るかを、検索されている内容から決める) | アプリコットフィルム |
| 台本(話す内容) | アプリコットフィルム |
| 撮影 | お客さん(スマホでも大丈夫です) |
| 編集(カット・テロップ・図解など)、サムネイル(文言込み) | アプリコットフィルム |
| タイトル・説明文・タグの作成と投稿 | アプリコットフィルム |
| 見られ方の数字を確かめて、次の企画に生かす | アプリコットフィルム |
丸投げプランの場合です。
台本があるので、話すことに迷わない
台本(話す内容)を先にお渡しするので、撮影の日は話すことに集中できます。
撮った動画を送っていただいたあとの編集・投稿は、こちらで進めます。
撮影はスマホでも大丈夫
本格的な機材がなくても、スマホで撮った動画で大丈夫です。
自分で撮るのが難しいときは、カメラマンの手配もできます(別途お見積り)。
AIは、見えない裏側に使う
アプリコットフィルムは、AIで、見込み客が検索しているテーマを洗い出して企画を立て、台本の下書きもつくります。
編集と最後の確認は、人の手で行います。
さまざまなYouTubeチャンネルの編集・運用に携わってきた経験では、AIの音声やAIっぽい文字の装飾など、見る人の目に触れる所のAI感は避けたほうがよい、と考えています。

撮影は、本格的な機材がないとだめですか。

スマホで撮った動画で大丈夫です。
台本を先にお渡しするので、撮影の日は話すことに集中できます。
始めてから困らないための3つの注意

すぐの成果を期待しない、売り込みの動画から始めない、動画だけで終わらせない、の3つです。
どれも、続けるうちに効いてくる所です。
注意点を先に知っておけば、途中でやめずに続けやすくなります。
始めたら、すぐに結果がほしくなりますよね。
次の3つは、始める前に知っておきたい所です。
1. すぐの成果を期待しない
YouTubeは、動画を積み上げて、少しずつ見つけてもらう手段です。
1本目から問い合わせが来ることを前提にせず、何本か積み上げてから数字を見ます。
2. 売り込みの動画から始めない
さまざまなYouTubeチャンネルの編集・運用に携わってきた経験では、最初は、1本でテーマの全体がわかる、完全ガイド系の動画から出したほうがよい、と考えています。
なぜなら、始めたばかりのチャンネルは、話し手のことを知っている人がほとんどいないからです。
出したあとに伸びないときの見直し方は、YouTubeが伸びないときに見直す4つ|企画とサムネイルで書きました。
3. 動画だけで終わらせない
動画を見た人が、次に料金や流れを確かめる場所がないと、問い合わせにつながりにくくなります。
最初の数か月は、説明欄にホームページのリンクを置く程度にして、強い売り込みはしません。
そのぶん、ホームページに料金・流れ・よくある質問をそろえておきます。
任せるときの料金と組み合わせの例

撮影だけ自分で行うなら、丸投げプランで1本 100,000円(税込)です。
記事と組み合わせる例もあります。
料金の目安が分かれば、始めるかどうかを予算から判断できます。
いくらかかるのか分からないと、相談もしにくいですよね。
アプリコットフィルムのYouTube運用代行は、3つのプランから選べます。
| プラン | 料金(1本・税込) | アプリコットフィルムが行うこと |
|---|---|---|
| 丸投げプラン | 100,000円 | 企画・タイトル・台本・編集・サムネイル・投稿・分析まで全部 |
| 「企画・台本は自分で」プラン | 70,000円 | 編集・サムネイル(文言込み)・投稿 企画・台本はお客さん |
| 編集のみ | 60,000円 | 編集・サムネイル(文言込み) 投稿は含みません |
- 1本ごとのご依頼で、続ける契約はありません
- 修正は2回まで
- 30分を超える動画はお見積り
- 撮影は含みません(カメラマンの手配は別途お見積り)
料金は2026年10月時点のものです。
記事と組み合わせる例
料金のページでは、専門性や人柄を動画で伝えたい先生(税理士・社労士などの士業)向けに、次の組み合わせの例を出しています。
| 組み合わせ | 初期費用 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| 記事 月4本+YouTube(丸投げプラン) 月2本 | なし | 240,000円 |
動画で人柄を伝え、記事で「どんな相談に強いか」を検索から見つけてもらう、という組み合わせです。
頼める仕事の中身はYouTube運用代行とは?頼める6つの仕事と会社の選び方で、ほかの会社の料金の目安はYouTube運用代行の相場は?1本・月額の目安と見積もりで書きました。
組み合わせの例は料金のページ、くわしい中身はサービスのページにまとめています。

まず1本だけ頼むこともできますか。

はい、1本ごとのご依頼で、続ける契約はありません。
最低契約期間もありません。
よくある質問

登録者が少ないとき、効果が出るまで、記事との順番、撮る時間がないとき。
よく聞かれる4つに答えます。
答えを知っておけば、次に何をするかが決まります。
始める前は、細かいことまで気になりますよね。
登録者が少なくても、集客できますか
YouTubeのヘルプによると、検索結果は、その検索で最も多く視聴された動画の一覧ではありません。
検索した言葉との関連や、タイトル・説明・動画の中身が合っているかが見られます。
登録者が少ないうちは、お客さんが調べる言葉に答える動画から出していきます。
出典:YouTube ヘルプ『YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング』(2026年10月確認)
どれくらいで効果が出ますか
成果の出方は、業種や地域、今の状態によって変わります。
アプリコットフィルムでは、最初の数か月は売り込みを控えて、動画を積み上げる時期と考えています。
記事とYouTube、どちらから始めればいいですか
どの順番で、どのサービスから始めるかは、最初の調査の結果で決めます。
地図で選ばれるお店ならGoogleマップから、専門性で選ばれる仕事なら記事と動画の組み合わせから、のように、お客さんの選び方で変わります。
自分で撮る時間もとれないときは
撮影はスマホでもかまわないので、まずは撮る日を月に何回とれるかを決めてみてください。
それでも難しいときは、カメラマンの手配もできます(別途お見積り)。
まとめ:向いているかを確かめてから始める

YouTubeでの集客は、向いている会社ならできます。
始める前に4つを決め、撮影だけ自分で行う進め方もあります。
さいごに、要点をふり返ります。
- YouTubeは全年代の81.5%が使っている
見つけてもらう道は、YouTube検索・おすすめ・外部の3つ - 向いているのは、説明に時間がかかる仕事や人柄で選ばれる仕事
地図で選ばれるお店は、Googleマップから - 始める前に4つを決める
撮影だけ自分で行い、企画・台本・編集・投稿は任せられる
まず、お客さんからよく聞かれる質問を、思いつくだけ書き出してみてください。
その質問が、最初の動画の企画になります。
自分の会社がYouTubeに向いているかから相談したいときは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
ご相談からお見積りまでは無料です。

