SEO対策は、自分でもできます。
Googleも、小規模なローカルビジネスの経営者は、作業の多くを自分で行うことができると説明しています。
「業者に頼むほどではないけれど、何から手をつければいいのか分からない」と迷っていませんか。
調べると施策が何十個も並んでいて、どれが最低限なのかが見えにくいですよね。
この記事では、中小企業・お店が自分でやることを、6つの手順にしぼって紹介します。
どれも、Googleの無料の道具と、自社のホームページの管理画面でできることです。
- 自分でやるときの、6つの手順の全体
- Search Consoleの登録と、所有権の確認のしかた
- 検索される言葉の選び方と、タイトル・説明文の書き方
- 数字を見て直し続ける方法と、書く時間がないときの頼み方
SEO対策は自分でできる?Googleの答えと6つの手順

小規模なお店や会社なら、SEO対策の作業の多くは自分でできます。
最低限やることは、6つの手順にまとめられます。
自分でできる範囲が分かれば、業者に払う費用をかけずに始められます。
「専門の知識がないと無理なのでは」と不安に思いますよね。
Googleは、小規模なローカルビジネスの経営者は、作業の多くを自分で行うことができると説明しています。
そのうえで、Googleの「SEO スターター ガイド」から始めることをすすめています。
出典:Google 検索セントラル『SEO 業者に依頼する際のヒント』(2026年6月更新)
SEO対策の意味や、Google検索の仕組みは、SEO対策とは?中小企業・お店が最初にやる5つで書きました。
この記事では、その次の「実際にどう手を動かすか」を順番に並べます。
自分でやる6つの手順
- 手順1 Search Consoleの登録
- 手順2 Googleへの登録の確認
- 手順3 検索される言葉選び
- 手順4 タイトルと説明文
- 手順5 ページの中身
- 手順6 数字を見て直す

手順1と2は、最初に1回やれば終わる作業です。
手順3から6は、ページを足したり直したりするたびに、くり返す作業です。

うちは小さな事務所ですが、SEO対策は自分でもできるんですか。

はい、小さな事務所なら、多くは自分で進められます。
まずは6つの手順を、上から順に進めてみましょう。
手順1:Search Consoleに登録して、所有権を確認する

Search Console(サーチコンソール)は、Google検索での自社のホームページの様子が分かる、Googleの無料の道具です。
使うには、プロパティを追加して、サイトの持ち主であることを確かめます。
Search Consoleに登録すれば、Googleからの見え方を自分で確かめられます。
「登録で何かを間違えて、ホームページが壊れたら困る」と心配になりますよね。
Search Consoleのヘルプには、プロパティを追加しても、Google検索でのウェブサイトに影響することはないと書かれています。
出典:Search Console ヘルプ『ウェブサイトまたはプラットフォームのプロパティを Search Console に追加する』(2026年10月19日確認)
プロパティの種類を選ぶ
確かめる単位を「プロパティ」と呼び、ウェブサイトには2つの種類があります。
| 種類 | 含まれる範囲 | 所有権の確認 |
|---|---|---|
| ドメイン プロパティ | すべてのサブドメイン(m、www など)と複数のプロトコル(http、https) | DNSレコードの確認のみ |
| URL プレフィックス プロパティ | 指定したプレフィックスで始まる URL のみ | さまざまな方法が考えられる |
出典:Search Console ヘルプ『ウェブサイトまたはプラットフォームのプロパティを Search Console に追加する』(2026年10月19日確認)

ドメインの管理画面に入れるなら、ドメイン プロパティを選ぶと、www のあり・なしもまとめて見られます。
ドメインの管理画面に入れないなら、URL プレフィックス プロパティを選び、ホームページのアドレスをhttpsから正しく入れます。
所有権を確認する
次に、自社のホームページの持ち主であることを、Search Consoleで証明します。
確かめ方には、HTML ファイルのアップロード、HTML タグ、ドメイン名プロバイダなどがあります。
ホームページを制作会社に作ってもらった場合は、どの方法が使えるかを制作会社に聞くと早く進みます。
確かめたあとに、確認に使ったファイルやDNSレコードを消さないようにします。
Search Consoleのヘルプには、サイトから確認ファイルを削除すると、サイトは未確認の状態になる、と書かれています。
データは、プロパティを追加してから数日後に表示されるようになります。
出典:Search Console ヘルプ『サイトの所有権を確認する』(2026年10月19日確認)、Search Console ヘルプ『ウェブサイトまたはプラットフォームのプロパティを Search Console に追加する』(2026年10月19日確認)
手順2:ページがGoogleに登録されているか確かめる

Googleに登録(インデックス登録)されていないページは、検索結果に出ません。
URL 検査ツールで1ページずつ確かめ、新しいページは登録をリクエストします。
登録を確かめておけば、見つからない原因を最初に外せます。
せっかくページを作ったのに、検索しても出てこないと不安になりますよね。
Search Consoleの「URL 検査ツール」では、ページがGoogleのインデックスに登録されているかを確かめられます。
URL 検査ツールの使い方
- Search Consoleの画面の上にある検査の欄に、確かめたいページのURLを入れる
- 登録されていれば、そのページは検索結果に出る候補に入っている
- 「URL が Google に認識されていません」と出たら、インデックス登録をリクエストする
インデックス登録のリクエストは、1日あたりの上限があります。
登録したいページが多いときは、サイトマップを送ることがすすめられています。
出典:Search Console ヘルプ『URL 検査ツール』(2026年10月19日確認)
サイトマップは、すでにあることが多い
サイトマップは、サイトの中のページの情報を検索エンジンに伝えるファイルです。
Googleは、WordPress、Wix、Bloggerなどを使っている場合は、サイトマップがすでに用意されていることが多く、その場合は何もする必要はない、としています。
Search Consoleからサイトマップを送ると、サイトが見つかりやすくなる可能性がある、とも説明しています。
出典:Google 検索セントラル『サイトマップについて』(2025年12月更新)、Google 検索セントラル『Search Console を使ってみる』(2025年12月更新)

新しく作った「相続税の申告」のページが、検索しても出てこないんです。

まず、Search ConsoleのURL 検査ツールで、Googleに登録されているかを確かめましょう。
「URL が Google に認識されていません」と出たら、インデックス登録をリクエストします。
手順3:お客さんが検索する言葉を選ぶ

1ページに1つ、お客さんが実際に検索する言葉を決めます。
社内の呼び方ではなく、お客さんの言葉で選びます。
言葉を先に決めれば、ページに書く中身がぶれません。
「どんな言葉で書けば見つけてもらえるのか」が、いちばん迷うところですよね。
Googleは、ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えてみることをすすめています。
そのトピックをよく知る人と、よく知らない人とでは、検索に使う言葉が違うかもしれない、とも書いています。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
言葉の候補を出す3つの方法
- お客さんによく聞かれる質問を書き出す(電話やメールで聞かれたこと)
- 「地域名+業種」「困りごと+地域名」のように、お客さんの言葉で組み合わせる
- Search Consoleの検索パフォーマンスで、すでに表示されている言葉を見る
3つ目は、手順6で見る数字と同じ画面です。
公開してしばらくたてば、お客さんが実際に使った言葉が出てきます。
同じ言葉のページを2つ作らない
1ページに1つの言葉と決めると、似たページを2つ作ってしまうことを防げます。
Googleは、同じ情報を載せたページが2つあると、ユーザーがどちらが正しいページなのか迷うとしています。
言葉の一覧を作り、ページと1対1で結んでおきます。
すべての言い回しを、ページに入れる必要はありません。
Googleは、ページにそのとおりの語句を明示的に使用する必要はない、と書いています。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
手順4:タイトルと説明文を書く

タイトルは、何のページかが一目で分かる言葉で、ページごとに変えて書きます。
説明文(メタディスクリプション)は、そのページの要点を短くまとめます。
タイトルと説明文を直せば、検索結果で選ばれる理由をつくれます。
「タイトルは何文字で、どこに何を書けばいいのか」と迷いますよね。
Googleは、どのページにアクセスするかはタイトルで決めることが多いため、質の高いタイトルを設定することが求められる、としています。
出典:Google 検索セントラル『Google 検索結果のタイトルリンクの変更』(2025年12月更新)
タイトルの書き方
- すべてのページに、タイトルを付ける
- 具体的でわかりやすい言葉にする(「ホーム」だけ、のようなあいまいなタイトルにしない)
- 不必要に長くしない(検索結果に一部しか出ないことがある)
- 同じ言葉を何度も繰り返さない
- 全ページに同じ文を付けない(「激安セール実施中」など)
- 会社名・お店の名前は、先頭か末尾に短く入れる
出典:Google 検索セントラル『Google 検索結果のタイトルリンクの変更』(2025年12月更新)
たとえば税理士事務所なら、トップページだけでなく、業務のページごとにタイトルを変えます。
「相続税の申告|〇〇市の税理士事務所 △△」のように、ページの中身+地域+事務所名を短くまとめる形です。

説明文(メタディスクリプション)の書き方
説明文は、検索結果のタイトルの下に出る文の元になることがあります。
Googleは、質の高いメタディスクリプションには、そのページに固有で、非常に的確な要点が簡潔に記載されている、と説明しています。
長さに制限はないものの、検索結果では必要に応じて切り詰められます。
キーワードを並べただけの説明文は、スニペットとして表示される可能性は低くなるとされています。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)、Google 検索セントラル『スニペットの管理・メタ ディスクリプションについて』(2026年4月更新)
手順5:ページの中身を直す:見出し・画像・リンク

お客さんの疑問に答える中身にし、見出し・画像の説明・リンクの言葉を整えます。
読みやすさとGoogleへの伝わりやすさは、同じ作業で上げられます。
中身を直せば、問い合わせる材料がそろいます。
「何を書き足せばいいのか、自分では分からない」と感じていませんか。
Googleは、魅力的で役立つコンテンツを作ることが、SEO スターター ガイドで説明しているほかのどの方法よりも有効だと考えられる、としています。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
見出しを付けて、読みやすくする
Googleは、長い文章は段落や章などに分け、全体を見通せるように見出しを付けてくださいと書いています。
見出しは、お客さんの質問をそのまま使うと書きやすくなります。
たとえば「料金はいくら?」「どんな流れで進む?」「何を用意すればいい?」です。
自分で確かめる3つの問い
Googleは、コンテンツを自分で確かめるための問いを公開しています。
その中から、中小企業・お店で使いやすい3つを選びました。
- 読み終わったお客さんは、目的を果たすのに十分な情報を得たと感じるか
- 自社の実体験や、深い知識が伝わる中身になっているか
- 読んだお客さんが、ほかで調べ直さなくてすむか
出典:Google 検索セントラル『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』(2026年10月更新)
画像の説明と、リンクの言葉
画像には、何の画像かを説明する代替テキスト(alt)を付けます。
Googleは、検索エンジンが画像を理解するのに役立つため、適切な代替テキストを書くことは極めて重要だとしています。
ページ同士をつなぐリンクには、リンク先の中身が分かる言葉を使います。
Googleは、リンクの言葉(アンカー テキスト)が、ユーザーやGoogleにリンク先のページについての情報を伝える、と説明しています。
「こちら」ではなく「相続税の申告の料金」のように書きます。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)、Google 検索セントラル『Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス』(2025年12月更新)

見出しは、お客さんの質問をそのまま使えばいいんですね。

はい、よく聞かれる質問を見出しにすると書きやすくなります。
最後に、ほかで調べ直さなくてすむかを確かめましょう。
手順6:検索パフォーマンスの数字を見て、直し続ける

Search Consoleの検索パフォーマンスで、インプレッション数(表示された回数)・クリック数などを月に1回見ます。
直したら、数週間待ってから結果を確かめます。
数字を見る習慣があれば、次に直すページが分かります。
直したあと、効果があったのかどうか分からないまま、手が止まってしまいがちですよね。
Search Consoleの検索パフォーマンス レポートには、標準で過去3か月間のクリック数とインプレッション数が表示されます。
| 数字 | 意味(Search Console ヘルプの説明) |
|---|---|
| クリック数 | ユーザーがGoogle検索の検索結果からサイトをクリックした回数 |
| インプレッション数 | サイトが検索結果に表示された回数 |
| CTR(クリック率) | クリック数をインプレッション数で割った値 |
| 平均掲載順位 | 検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位 |
出典:Search Console ヘルプ『検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定』(2026年10月19日確認)

数字から、次に直すところを決める
- インプレッション数は多いのに、クリック率が低いページは、手順4のタイトルと説明文を見直す
- 表示されている検索の言葉(クエリ)に、答えるページがなければ、手順3と5で足す
月に1回、数週間待って確かめる
Googleは、Search Consoleに毎日ログインする必要はない、としています。
そのうえで、月に1回程度は(またはサイトの中身を変えた場合は)、アカウントをチェックすることをすすめています。
変更が反映されるまでは、数時間かかるものもあれば、数か月かかるものもあります。
Googleは、一般的には数週間待ってから、検索結果に良い影響があったかを確かめることをすすめています。
出典:Google 検索セントラル『Search Console を使ってみる』(2025年12月更新)、Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
書く時間がとれないときは
6つの手順のうち、時間がかかるのは、手順3と5で新しいページや記事を書くことです。
登録や数字の確かめは自分で続け、記事を書くところだけを任せる方法もあります。
外に頼むときの相場の見方は、記事作成代行の相場|SEO記事1本の目安と安い記事の注意点で書きました。

数字を見るのは月1回でいいとしても、記事を書く時間がとれなくて。

登録や数字の確かめはご自身で続けて、記事を書くところだけを任せることもできます。
手順3と5の、新しいページを書く部分です。
注意:自分でSEO対策をするときに、しないこと

キーワードの詰め込み、ほかのサイトのコピー、文字数合わせ、中身を変えずに日付だけ変えること、の4つはしません。
どれも、Googleがはっきり注意をうながしていることです。
しないことを先に知っておけば、遠回りを防げます。
早く結果を出したくて、「上がる」と聞いた方法をつい試したくなりますよね。
1. 同じ言葉を詰め込む
Googleは、同じ言葉を何度も繰り返すことは、ユーザーをうんざりさせるほか、スパムに関するポリシーに違反することにもなる、としています。
タイトルや本文に、検索の言葉を何回も入れる必要はありません。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
2. ほかのサイトの文をコピーする
Googleは、たとえ一部であっても他人のコンテンツをコピーしないでください、と書いています。
同業のホームページは参考にしても、文は自分の知識と言葉で書くことが前提です。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
3. 文字数を合わせるために書き足す
Googleは、Googleが優先する文字数があると聞いて、特定の文字数になるように書いていないか、という問いを挙げています。
そのうえで、そのような設定は存在しないと書いています。
4. 中身を変えずに、日付だけ新しくする
Googleは、中身を実質的に変えていないのに、ページを新鮮に見せるために日付を変えていないか、という問いも挙げています。
日付を変えるのは、中身を直したときだけにします。
出典:Google 検索セントラル『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』(2026年10月更新)
よくある質問

有料の道具は要るか、結果はいつ出るか、お店は何から始めるか、AIの答えにも出るか。
自分でやる人によく聞かれる4つに答えます。
よく聞かれる質問に、4つ答えます。
始める前に、気になる点が残っていませんか。
有料の道具がないと、SEO対策はできませんか
この記事の6つの手順は、無料の道具でできます。
使うのは、GoogleのSearch Consoleと、自社のホームページの管理画面です。
言葉の候補は、お客さんによく聞かれる質問と、Search Consoleの検索の言葉から出せます。
結果は、どのくらいで出ますか
反映までの時間は、変更によって数時間から数か月まで幅があります。
Googleは、変更すれば必ず目に見える変化が現れるわけではない、とも書いています。
数週間ごとに数字を見ながら、直すことを続けます。
出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2025年12月更新)
お店は、ホームページとGoogleマップのどちらから始めますか
「近くの〇〇」のように地図で探されるお店なら、Googleマップの情報も同時に整えます。
手順は、MEO対策は自分でできる?手順8つと、頼むかの判断の目安にまとめました。
AIの答えに出るための対策も、自分でできますか
AIの答えとSEO対策の関係は、LLMO対策とは?Googleの答えは「特別な最適化は不要」で書きました。
土台は、この記事の手順と同じ、正しいSEOを続けることです。
まとめ:最低限の6つの手順を、月1回くり返す

SEO対策は、6つの手順なら自分で進められます。
最初の2つは1回、あとの4つは月1回くり返します。
さいごに、要点をふり返ります。
- 小さなお店や会社なら、SEO対策の作業の多くは自分でできる。
Search Consoleへの登録と、Googleへの登録の確認から始める - お客さんの言葉を1ページに1つ決め、タイトルと説明文、中身を直す。
見出し・画像の説明・リンクの言葉も整える - 月に1回、検索パフォーマンスの数字を見て、直し続ける。
キーワードの詰め込みやコピーはしない
今日できるのは、Search Consoleにプロパティを追加することです。
そのあと、手順2から順番に進めてみてください。
書く時間がとれないときは、記事の制作だけを頼む方法もあります。
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