口コミを増やす方法は、頼む流れを決めて、毎日同じように続けることです。
特別な道具や、値引きのような工夫は要りません。
むしろ、値引きと引き換えに頼むと、Googleの規約に反してしまいます。
いいお店なのに、口コミがなかなか増えない。
頼みたい気持ちはあっても、言い出しにくくて困っていませんか。
地域のお店や会社の社長に向けて書きました。
この記事では、誰に・いつ・どう頼むかを、スタッフ全員が同じように続けられる形にまとめます。
この記事で分かることは、次の4つです。
- 口コミが増えない理由
- Googleの規約で禁止されている頼み方
- 誰に・いつ・どう頼むかを仕組みにする手順
- 返信が次の口コミにつながる理由と、返信のコツ
口コミを増やす方法は「頼む流れ」をつくること(まず結論)

口コミは、頼まないと増えにくいものです。
誰に・いつ・どう頼むかを決め、全員で続けます。
結論を先に知ると、明日から何を変えればいいかが分かります。
口コミの増やし方を調べると、やり方が多すぎて迷いますよね。
やることは、頼む流れを決めて、続けることに尽きます。
なぜなら、口コミを書くのは、お客さんにとって手間だからです。
満足していても、頼まれなければ、書くきっかけがありません。
口コミの数は、地図での見つかりやすさにも関わります。
Googleは、地図などに出る「近くのお店」の順位を決める要素の1つに、「知名度」を挙げています。
そのうえで、口コミの数が多く評価の高いビジネスは、順位が高くなるという説明です。
出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ『Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント』(2026年10月確認)
口コミは、お客さんがお店を選ぶときの「調べる」段階で読まれます。
お客さんの動き方は、ホームページで集客できない原因は、3つの段階のどこかにあるでくわしく書いています。
頼む流れで決めるのは、次の3つです。
- 誰に頼むか:来てくれたお客さん全員に
- いつ頼むか:サービスが終わった、その場面で
- どう頼むか:全員が同じ一言で、書く場所まで案内する
この3つを決めて続ければ、口コミが少しずつ積み上がることが期待できます。
大切なのは、一度きりで終わらせないことです。
口コミが増えない4つの理由

増えない理由は、お店の良し悪しだけではありません。
頼み方の側に、つまずきやすい所が4つあります。
増えない理由が分かれば、直す場所を1つに絞れます。
サービスには自信があるのに、口コミが増えないと不安になりますよね。
つまずきやすい所は、お店の外ではなく、頼み方の中にあります。
- 頼んでいない:気まずくて言い出せず、頼む日と頼まない日がある
- 人によって頼み方が違う:頼むのは一部のスタッフだけで、言い方もばらばら
- 書く場所にたどり着けない:お店の名前で検索し、口コミの欄を探す手間がかかる
- あとで忘れる:家に帰ってから書こうと思い、そのまま忘れてしまう

4つのうち、最初の2つは「頼む側」の問題です。
あとの2つは、「書く側」の手間の問題です。
どちらも、流れを決めておけば減らせます。
反対に、お店の評判そのものが原因のこともあります。
その場合は、口コミを増やす前に、サービスを見直すほうが先です。
ただ、まだ頼む流れがないお店は、まず上の4つを確かめてください。
Googleの規約で禁止されている頼み方

値引き・特典との引き換え、満足した人だけに頼むこと、身内の投稿は禁止です。
スタッフに件数の目標を課すことも、規約に反します。
禁止されている頼み方を知っておくと、安心してお願いを続けられます。
「口コミを頼むこと自体が違反では」と心配になりますよね。
Googleは、実体験にもとづく口コミを、見返りなしでお願いすることを認めています。
一方で、Googleマップのポリシーには、やってはいけない頼み方が具体的に並んでいます。
主なものを、やってよいことと並べました。
| 項目 | やってよい | やってはいけない |
|---|---|---|
| 見返り | 見返りなしでお願いする | 値引き・無料のサービス・お金と引き換えに頼む |
| 頼む相手 | 来てくれたお客さん全員に頼む | 満足していそうな人だけを選んで頼む |
| 書く人 | 実際に利用したお客さん | 自分・スタッフ(今と過去)・家族が書く。 1人が複数のアカウントで書く |
| 書く内容 | 書くかどうかも、何を書くかも、お客さんに任せる | 「星5で」「担当の名前を入れて」など、内容を指定する |
| 書く時 | あとで書けるように案内する | その場で書くよう求める |
| スタッフ | 全員が同じ流れで頼む | スタッフに件数の目標を課す |
出典:Google マップ ユーザー投稿コンテンツ ポリシー『禁止または制限されているコンテンツ』、Google ビジネス プロフィール ヘルプ『クチコミを増やすためのヒント』(2026年10月確認)

見落としやすいのは、表の下の3行です。
内容を指定することも、スタッフに件数の目標を課すことも、禁止の例として書かれています。
その場で書くよう求めることも、同じく禁止です。
満足度のアンケートを取り、評価の高い人だけを口コミに案内するやり方もあります。
「レビューゲーティング」と呼ばれるやり方で、肯定的な口コミだけを選んで集める行為として、禁止されています。

値引きのクーポンを付けるくらいなら、いいですよね。

Googleの口コミでは、使えません。
値引きや無料のサービスと引き換えに頼むことは、規約で禁止されています。
見返りなしで、来てくれた方全員にお願いしてください。
Googleは、こうした見返りつきの口コミを「虚偽のエンゲージメント」として固く禁じています。
違反すると、口コミが消されるだけでなく、ビジネスプロフィールに制限がかかることもあります。
近道に見えるやり方ほど、あとで遠回りです。
出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ『クチコミを増やすためのヒント』(2026年10月確認)
誰に・いつ頼むか:全員に、終わった場面で

頼む相手は、来てくれたお客さん全員です。
頼む時は、サービスが終わった場面に決めておきます。
頼む相手と場面を決めると、頼み忘れが減ります。
どのお客さんに、いつ声をかければいいか、迷いますよね。
答えは、来てくれた全員に、サービスが終わった場面でです。
全員に頼むのは、規約のためだけではありません。
相手を選び始めると「今日はやめておこう」が増え、頼む回数そのものが減るからです。
選ばないほうが、続けやすくなります。
頼む場面は、お客さんが「終わった」と感じる時です。
業種によって、その時は違います。
| 業種 | 頼む場面 | 書いてもらう時 |
|---|---|---|
| 美容室・整体・飲食などのお店 | お会計のとき | 帰り道や、家に帰ってから |
| 工務店・リフォーム | 引き渡しのとき | 住み始めて、落ち着いてから |
| 税理士などの士業 | 仕事が終わったことを報告するとき | 報告を読んだあと |
※頼む場面は一例です。
お店の流れの中で、全員が必ず通る場面を選んでください。
どの業種でも、その場で書いてもらう必要はありません。
その場で書くよう求めることは、規約で禁止されています。
口コミを書く画面が開くカードを渡して、あとで書けるようにしておけば十分です。
引き渡しや報告から日がたつ業種では、LINEやメールでお願いを送る方法もあります。
ただ、何度も送ると、お願いが負担になります。
送るのは1回と決めておくと、迷いません。
頼み方を仕組みにする:スタッフ全員が同じ流れで

頼む場面・一言・渡す物を決め、全員で同じようにします。
決めるのは件数の目標ではなく、頼む流れです。
流れを仕組みにすると、誰が担当でも同じように頼めます。
社長だけが頼んでいて、スタッフに任せられずに困っていませんか。
仕組みにするのは、頼む場面・一言・渡す物の3つです。
手順は、次の5つです。
- 頼む場面を1つ決める:お会計、引き渡しなど、全員が必ず通る場面に
- 一言を決める:見返りや星の数に触れない、短い言葉にそろえる
- 渡す物を手元に置く:口コミを書く画面が開くQRコードのカードを、レジ横やかばんに
- 書いてもらえなくても見送る:何度も頼んだり、その場で書くよう求めたりしない
- 月に1回、流れを見直す:頼み忘れた場面がないか、口コミがどう増えたかを見る

ここで気をつけたいのが、スタッフへの目標の立て方です。
「1人月5件」(※例)のように件数の目標を課すことは、Googleの規約で禁止されています。
決めるのは件数ではなく、全員が同じ流れで頼むことです。

スタッフのやる気を出すために、件数を競わせてもいいですか。

件数の目標を課すことは、Googleの規約で禁止されています。
競わせると、頼み方が強くなったり、書く内容を指定したりしがちです。
全員が同じ場面で、同じ一言を続けることを目標にしてください。
流れを紙1枚にまとめて、レジ横や事務所に貼っておくと、新しいスタッフにも伝わります。
仕組みは、続けるためにつくるものです。
返信が、次の口コミにつながる(返信はお店の人が)

返信は、書いてくれた人へのお礼であり、次に読む人への案内です。
返信は、お店の人が自分の言葉で書きます。
口コミに返信すると、次に読む人に、お店の姿勢が伝わります。
返信まで手が回らず、書いてもらったままになっていませんか。
返信は、書けば読んでもらえるお店だと伝える場です。
Googleも、返信することで、お客さんの声を大切にしていると示せると案内しています。
さらに、好意的な口コミや役に立つ返信は、ビジネスの注目度を高めるのに役立つとしています。
出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ『Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント』(2026年10月確認)
返信が並んでいるお店を見ると、次のお客さんは「書いたら読んでもらえる」と感じます。
それが、次の口コミを書くきっかけになることが期待できます。
Googleが案内している返信のコツは、次のとおりです。
- 丁寧に、短く書く
- すべての口コミに、お礼を書く必要はない
- 書いてくれた人に、値引きなどの宣伝はしない
- よくない口コミには、事実を確かめてから、早めに返す
- 書いた人の個人情報は出さない
出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ『クチコミを増やすためのヒント』(2026年10月確認)
返信は、お店の人が自分で書くことをおすすめします。
なぜなら、その日のお客さんの様子を知っているのは、お店の人だけだからです。
アプリコットフィルムでも、口コミへの返信はご本人にお願いしています。

返信を書く時間がありません。
代わりに書いてもらえませんか。

当社では、口コミへの返信はお引き受けしていません。
短くても、ご本人の言葉で返すことをおすすめします。
まずは、お礼の一言から始めてみてください。
長い文章は要りません。
お礼と、そのお客さんにしか書けない一言があれば十分です。
頼んでも増えないときに見直す3か所

「いいお店なら、口コミは自然に増える」とは限りません。
増えないときは、場面・手間・人の3か所を見直します。
見直す場所を決めておくと、やり方を一から変えずに済みます。
頼み始めたのに増えないと、やっぱり無理なのかと思いますよね。
まず、うまくいっていない所を1か所見つけます。
「いいお店なら、頼まなくても口コミは自然に増える」という考え方もあります。
たしかに、評判のよさは口コミの土台です。
ただ、満足した人が、みな書いてくれるわけではありません。
書くきっかけをつくるのは、お店の側です。
見直すのは、次の3か所です。
- 場面:決めた場面で、毎回頼めているか。
忙しい時間に抜けていないか - 手間:カードのQRコードから、口コミを書く画面まで迷わず進めるか。
自分のスマホで試す - 人:頼んでいるのが、一部のスタッフだけになっていないか

3か所のうち、いちばん確かめやすいのは「手間」です。
自分のスマホでQRコードを読み取り、書く画面まで何回の操作で着くかを数えてみてください。
あわせて、お店の名前・住所・営業時間などのプロフィールの情報が正しいかも確かめます。
情報が古いままだと、口コミを書きに来た人が迷います。
よくある質問

家族の投稿、星5のお願い、悪い口コミ、件数の目安。
よく聞かれる4つに答えます。
よくある質問に先に答えておくと、頼むときの迷いが減ります。
細かいところで、これは大丈夫かと気になりますよね。
迷ったら、見返りなしで全員に頼んでいるかに立ち返ってください。
家族や友人に書いてもらってもいいですか
書いてもらわないでください。
Googleは、家族やスタッフ(今と過去)など、つながりのある人の投稿を「利益相反」として禁止しています。
家族や友人が実際にお客さんとして利用した場合でも、書いてもらうのは控えるほうが安心です。
「星5でお願いします」と言ってもいいですか
言わないでください。
書く内容を指定することは、Googleの規約で禁止されています。
悪い口コミが来たら、どうすればいいですか
事実を確かめてから、早めに、丁寧に返信します。
必要なら謝り、できることとできないことを伝えましょう。
規約に反していると思われる口コミは、Googleに報告できます。
口コミは、何件あればいいですか
件数を目標にするより、頼む流れが続いているかを見てください。
来てくださったお客さん全員に、同じ流れで頼めているかどうかです。
スタッフに件数の目標を課すことは、Googleの規約で禁止されています。
アプリコットフィルムのMEO対策でできること

Googleビジネスプロフィールの整備と、口コミをお願いする道具と例をそろえます。
50,000円(税込)・1回、期間は約3週間です。
道具と例がそろうと、すぐに頼み始められます。
仕組みは分かったけれど、準備する時間がないと感じていませんか。
当社のMEO対策は、口コミをお願いする流れを、始められる状態にすることが目的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 50,000円(税込)・1回 |
| 期間 | 約3週間 |
| すること | Googleビジネスプロフィールの整備 QRコード付きのカード(名刺サイズ100枚、お店で手渡す) 立てて置くカード(ハガキサイズ)とアクリルの台(1つずつ、レジ横に置く) ※カードと台は、印刷してお届けします お願いの文面(LINE・メールで、来てくださったお客さんに送る) 声のかけ方の例(データ、お店で、どの場面でどんな一言でお願いするか) |
| 含まないもの | 口コミへの返信(ご本人にお願いしています) |
料金は2026年10月時点。
追加のカード・カード立ては実費です。
使うのは、見返りなしでお願いする方法だけです。
値引きや特典と引き換えに書いてもらう方法や、満足した人だけを選んで頼む方法は使いません。
口コミを書くかどうかは、お客さんが決めることです。
当社は、頼む流れが続く状態をつくることを目指します。
くわしい内容はサービスのページに、料金は料金のページにまとめています。
まとめ:口コミは「全員に・終わった場面で・同じ流れで」頼む

口コミを増やす方法は、頼む流れを決めて続けること。
規約を守り、返信はお店の人が書きます。
さいごに、要点をふり返ります。
- 口コミを増やす方法は、頼む流れを決めて続けること。
来てくれたお客さん全員に、サービスが終わった場面で、全員が同じ一言で頼む - Googleの規約では、値引き・特典との引き換え、満足した人だけを選んで頼むこと、身内の投稿、内容の指定、その場で書かせること、スタッフへの件数の目標が禁止されている
- 返信は、次に読む人への案内。
お店の人が自分の言葉で、短く書く。
増えないときは、場面・手間・人の3か所を見直す
口コミが増えないと感じたら、まず「今日、頼めたか」を見てください。
頼めていないなら、頼む場面を1つ決めるところから始めるのが近道です。
自分のお店に合う頼み方が分からないときは、お問い合わせフォームからご相談ください。
ご相談から、お見積りまでは無料です。

