ホームページ制作の相場は、数万円から数百万円まで幅があります。
10ページほどまでの小さなホームページなら、10万〜80万円ほどが公開されている相場の中心です。
金額の差は、作り方・頼む先・ページ数の3つで決まります。
見積もりをもらったけれど、高いのか安いのか分からない。
何にお金を払っているのか見えず、困っていませんか。
中小企業やお店の社長に向けて書きました。
この記事では、相場の数字を出どころつきで並べ、自分の会社に合う金額の決め方まで説明します。
この記事で分かることは、次の4つです。
- ホームページ制作の相場と、金額の差が生まれる理由
- 見積もりの内訳と、作ったあとにかかる維持費
- 安すぎる・高すぎる見積もりの見分け方
- 中小企業が、自分の会社に合う金額を決める方法
《この記事を書いた人》アプリコットフィルム。
中小企業やお店のホームページ制作と、検索で見つけてもらうための記事づくりをしています。
この記事では、数字を出すときは出どころを添えます。
特定の会社やサービスをすすめる目的の記事ではありません。
ホームページ制作の相場は数万円〜数百万円(まず結論)

相場は数万円〜数百万円で、小さなホームページなら10万〜80万円ほどが中心です。
差を生むのは、作り方・頼む先・ページ数です。
相場を知ると、手元の見積もりが妥当かどうかを自分で判断できます。
「50万円です」と言われても、それが普通なのか分からず不安になりますよね。
公開されている相場を見ると、ホームページ制作の費用は数万円から数百万円まで幅があります。
なぜ、これほど幅があるのでしょうか。
理由は、「ホームページ」という言葉がさすものが、1ページだけのものから何十ページもある会社のサイトまで、まったく違うからです。
中小企業やお店がまず作るのは、10ページほどまでの小さなホームページです。
小さなホームページに絞ると、公開されている相場は次のとおりです。
- フリーランスに頼む:10万〜30万円ほど
- 制作会社に頼む:40万〜80万円ほど
- 自分で作る:主なお金はサーバーとドメインの代金。
そのかわり、作る手間はすべて自分で持ちます
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)、エックスサーバー株式会社『【早見表付き】ホームページ作成費用の相場を初心者向けに解説』(2025年12月更新)

「10万円で作れます」という広告を見ました。
それでも大丈夫でしょうか。

大丈夫な場合もあります。
ただ、その金額に何が含まれるかは、会社ごとに違います。
文章を誰が書くか、ページ数はいくつかを、見積もりで確かめてください。
社長が最初に決めたいのは、自分の会社がどの価格帯を選ぶかです。
その判断の材料を、この先で順に示します。
金額の差は「作り方」「頼む先」「ページ数」で決まる

差が生まれる場所は、作り方・頼む先・ページ数の3つです。
同じ50万円でも、3つが違えば別のものです。
3つの要素を知っておくと、見積もりを見比べるときに迷いません。
どの会社の見積もりも金額がばらばらで、比べようがないと感じていませんか。
金額の差は、ほとんどが作り方・頼む先・ページ数の3つで説明できます。
- 作り方:ひな形(テンプレート)を使うか、一から形をつくるか。
一からつくると、ひな形より20万〜50万円ほど高くなる、と説明している会社があります。 - 頼む先:自分で作るか、フリーランスか、制作会社か。
同じ規模でも、頼む先で金額が2倍以上変わることがあります。 - ページ数:1ページだけか、5ページか、10ページを超えるか。
ページが増えるほど、文章とデザインの量が増えます。
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)

3つのほかに見落としやすいのが、文章を誰が書くかです。
相場を説明している記事の多くは、写真や文章を自分で用意すると費用を抑えられる、と書いています。
裏返すと、文章づくりが含まれるかどうかで、金額は大きく変わるということです。
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)。
写真や文章を自分で用意した場合に抑えられる額(5万〜15万円)も同じ出典です。
見積もりを比べるときは、まず3つの要素と文章の担当をそろえてから、金額を見てください。
そろえないまま比べると、安いほうは中身も少なかっただけということが起きます。
頼む先・ページ数ごとの相場を比べる

小規模なら、フリーランスで10万〜30万円、制作会社で40万〜80万円ほど。
ページ数が10を超えると、金額は一段上がります。
頼む先とページ数の組み合わせが分かると、自分の会社の予算の置き場所が見えてきます。
フリーランスと制作会社のどちらに頼むかも、迷うところですよね。
まず、公開されている数字をそのまま並べます。
| 規模 | ページ数 | フリーランス | 制作会社 |
|---|---|---|---|
| 小規模 | 1〜10ページ | 10万〜30万円 | 50万〜80万円 |
| 中規模 | 11〜50ページ | 30万〜50万円 | 100万〜200万円 |
| 大規模 | 51ページ〜 | 100万円〜 | 200万円〜 |
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)
別の出どころでは、ホームページの中身の量で分けています。
- 名刺程度(会社の基本の情報だけ):フリーランス 5万〜10万円、制作会社 40万円未満
- パンフレット程度(サービスの紹介まで):フリーランス 10万〜30万円、制作会社 40万〜70万円
- ブランドサイト:制作会社 100万〜150万円
出典:エックスサーバー株式会社『【早見表付き】ホームページ作成費用の相場を初心者向けに解説』(2025年12月更新)
2つの出どころで、制作会社の小規模の数字は少し違います。
なぜなら、どこまでを「小規模」とするかの線の引き方が違うからです。
相場は、ぴったりの正解ではなく、だいたいの位置を知るための目安として使ってください。
中小企業の最初の1つなら、小規模(1〜10ページ)の行を基準に見るのが現実的です。
会社の紹介、サービス、料金、流れ、よくある質問、問い合わせ。
お客さんが知りたいことは、まずこの6つのページで伝えられるからです。
見積もりの内訳:何にお金を払っているのか

見積もりは、企画・設計、デザイン、コーディング、更新の仕組み、公開の準備でできています。
どれが含まれ、どれが抜けているかを見ます。
内訳の読み方が分かると、見積書のどこが高いのかを自分で説明できます。
見積書に並ぶカタカナの項目を見て、何の費用か分からず困っていませんか。
よく見かける内訳と、公開されている目安は次の5つです。
| 項目 | 中身 | 目安 |
|---|---|---|
| 企画・設計(ディレクション) | 何を載せるか、ページの構成を決める。 進め方をまとめる | 5万〜20万円 |
| デザイン | 見た目をつくる(トップページ) | 8万〜15万円 |
| コーディング | デザインを、ホームページとして動く形にする(トップページ) | 5万〜15万円 |
| CMSの導入 | 自分で更新できる仕組み(WordPressなど)を入れる | 10万〜50万円 |
| サーバー・ドメインの初期設定 | 公開するための準備 | 1万〜3万円 |
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)
※デザインとコーディングは、トップページ1ページの目安です。
ほかのページは、ページ数に応じて加わります。

見積書に「ディレクション費」とあります。
何の費用ですか。

全体の進め方を決めて、まとめる仕事の費用です。
何を載せるか、どんな順番で見せるかを決めるのも、ここに入ります。
ここが薄いと、見た目はきれいでも、知りたいことが載っていないホームページになりやすくなります。

内訳で特に確かめたいのは、文章を書く仕事がどこに入っているかです。
「コンテンツ制作」「原稿作成」といった名前で、別の行になっていることがあります。
どこにも見当たらなければ、文章は自分で用意する前提と考えて、聞いてみてください。
もう1つは、写真を誰が用意するかです。
撮影が含まれるかどうかでも、金額は変わります。
作ったあとにかかる維持費(サーバー・ドメイン)

サーバーとドメインだけなら、1年に約1万4,000円〜2万円が一例です。
更新や保守を外に頼むと、1年に10万〜50万円ほどという目安もあります。
維持費を先に知っておくと、作ったあとに「こんなはずでは」となりません。
作るときの金額ばかり気になって、毎年のお金を見落としていませんか。
ホームページを公開し続けるには、サーバーとドメインの代金が毎年かかります。
サーバーは、ホームページのデータを置いておく場所です。
ドメインは、「apricot-film.com」のような、ホームページの住所にあたります。
公開されている料金表から、例として計算してみます。
- サーバー:月990〜1,320円(税込・契約の期間で変わる)。
1年で約1万2,000〜1万6,000円 - ドメイン:1年の更新料が、.comで1,721円、.jpで3,102円、.co.jpで4,136円(税込)
- 合わせて:1年に約1万4,000円〜2万円
出典:エックスサーバー株式会社『料金・プラン』(スタンダードプラン、2026年10月時点の表示)、エックスサーバー株式会社『XServerドメイン 価格一覧』(2026年10月時点の表示)
※サーバーとドメインの会社や、選ぶプランによって金額は変わります。

このほかに、文章の直しやページの追加を外に頼む費用があります。
更新や保守を外に頼む場合は1年に10万〜50万円ほど、自社で運用する場合は1年に1万〜3万円ほど、という目安を出している会社もあります。
誰が更新するかを、作る前に決めておきましょう。
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)
ドメインとサーバーは、自分の会社の名義で契約するのがおすすめです。
なぜなら、制作会社の名義のままだと、あとで頼む先を変えるときに、住所ごと移すのに手間がかかることがあるからです。
安すぎる・高すぎる見積もりの見分け方

金額だけでは判断できません。
含まれるもの・名義・権利・修正の回数・月額の総額の5つを確かめます。
5つの点を確かめると、安すぎる見積もりも高すぎる見積もりも見分けやすくなります。
安い会社に決めたら、あとから追加の費用が重なった、という話は心配ですよね。
見積もりをもらったら、次の5つを確かめてください。
- 含まれるもの:文章づくり、写真、スマホでの見え方、問い合わせフォームは入っているか
- 名義:ドメインとサーバーは、自分の会社の名義になるか
- 権利:作ったホームページを、契約が終わったあとも自由に使えるか
- 修正の回数:何回まで料金に含まれ、超えたらいくらか
- 月額の総額:月々の支払いがある場合、何年でいくらになり、途中でやめたらどうなるか
安すぎる見積もりで気をつけたいのは、必要なものが入っていない形です。
文章は自分で書く、写真も自分で用意する、修正は有料。
この条件なら、表の金額が安くても、手間とお金はあとからかかります。
月々の支払いだけを見せる契約にも、気をつけてください。
たとえば月1万円でも、5年続ければ60万円です。
途中でやめられるか、やめたらホームページが手元に残るかを、契約の前に確かめましょう。

初期費用0円で、月々払いのホームページを勧められました。

月々の金額に、払う年数を掛けて、総額を出してみてください。
そのうえで、途中でやめられるか、やめたらホームページがどうなるかを確かめると安心です。
反対に、高すぎるかどうかは、その金額で何が増えるのかで判断します。
ページ数、デザイン、更新の仕組み、文章づくり。
増えたものが自分の会社に必要なら、高い見積もりにも理由があると言えます。
中小企業はいくらが目安か:元が取れる件数で考える

目安は、ホームページから何件の仕事が来れば元が取れるかで決めます。
まず小さく作り、必要なページをあとから足すのが現実的です。
元が取れる件数を計算すると、払ってよい金額を自分で決められます。
相場は分かっても、自分の会社にいくらが妥当かは決めにくいですよね。
そこで、1件の仕事で残る利益から逆算する方法を紹介します。
計算は、制作費と1年分の維持費を足して、1件の仕事で残る利益で割るだけです。
- 1件の仕事で残る利益(粗利)を書き出す
- 制作費と、1年分の維持費を足す
- 足した金額を、1件の利益で割る

例として、1件の仕事で5万円の利益が残る会社が、20万円で作る場合を考えます。
1年分の維持費を約2万円とすると、合計は22万円です。
22万円を5万円で割ると4.4なので、1年に5件で元が取れる計算になります。
※例の数字です。
業種や仕事の単価で変わります。
1件の利益が大きい仕事なら、1〜2件で元が取れる計算になることもあります。
件数が見えると、「この金額なら払ってよい」という線を、自分で引けるようになります。
ここで、「高いホームページほどお客さんが来るのでは」と思うかもしれません。
ただ、問い合わせにつながるかどうかは、金額よりも、検索で見つかる設計と、知りたいことが載っているかで変わります。
くわしくは「ホームページで集客できない原因は、3つの段階のどこかにある」で説明しています。
だから、最初は小さく作って、必要なページをあとから足す進め方が、お金をむだにしにくい選び方です。
まず、自分の会社の1件あたりの利益を書き出すところから始めてください。
よくある質問

期間、見積もりを頼む数、テンプレートで作ってよいか、自分で作るのとどちらがよいか。
よく聞かれる4つに答えます。
よくある疑問を先に知っておくと、見積もりの相談がスムーズに進みます。
細かいことほど、聞きにくいものですよね。
作るのに、どのくらいの期間がかかりますか
NTT東日本の目安では、1〜10ページで2〜4週間、11〜50ページで1〜2か月です。
ただ、載せる文章や写真がそろうまでの時間で、期間は延びます。
自分で用意するものの締め切りを、最初に決めておきましょう。
出典:NTT東日本『ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き』(デジタルリード、2025年12月)
見積もりは、何社に頼めばいいですか
2〜3社に、同じ条件で頼むのがおすすめです。
同じ条件を紙に書いて渡すと、金額を正しく比べられます。
条件には、ページ数、載せたい内容、文章と写真を誰が用意するかを入れてください。
テンプレートで作っても大丈夫ですか
大丈夫です。
中小企業の最初の1つなら、見た目より、載せる中身にお金をかけたほうがよいと、当社は考えています。
テンプレートでも、料金・流れ・よくある質問がそろっていれば、お客さんは判断できます。
自分で作るのと、頼むのはどちらがいいですか
作る時間がとれて、文章を書くのが苦にならないなら、自分で作るのも選択肢です。
一方で、本業の時間を削って作るなら、その時間の分も費用と考えて比べてください。
アプリコットフィルムの場合:200,000円〜の中身

当社のホームページ制作は200,000円〜(税込)。
載せる内容を決めるところから、文章、検索で見つかる設計、制作、公開までです。
料金の中身を相場と並べると、何にお金を払うのかがはっきりします。
最後に、この記事を書いている当社の場合はどうなのか、気になりますよね。
当社は、検索で見つかり、読んだ人が「ここに頼もう」と思えるホームページを目指してつくります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 200,000円〜(税込・1回) |
| 含むもの | 載せる内容を決める(料金・流れ・よくある質問など、お客さんが知りたいこと)。 文章を書く。 検索で見つかる設計(ページのタイトル・見出し・構成)。 制作・公開 |
| 修正 | 2回まで料金に含む。 誤字や事実の誤りは、回数に関係なく直す |
| 期間 | 約2か月 |
| 作ったもの | お支払いが済んだ時点で、お客さんのものになる。 契約が終わったあとも、そのまま使える |
| 含まないもの | サーバー・ドメインの費用(契約の手順はご案内する)、撮影 |
| お支払い | 着手時に全額(先払い) |
当社の料金は2026年10月時点。
相場の表と並べると、小規模の行に入る金額です。
文章を書くところまで料金に含めているのは、中身が、問い合わせにつながるかどうかを決めると考えているからです。

200,000円〜の「〜」は、どんなときに上がるのですか。

ご相談のあと、何が必要かを調べて、お見積りでお伝えします。
お見積りまでは無料です。
公開したあとは、記事を1本10,000円(税込)で追加できます。
検索されている言葉を調べて書き、画像もつけて載せます。
くわしい内容はサービスのページを、料金は料金のページをご覧ください。
まとめ:相場より「何が含まれるか」で選ぶ

相場は数万円〜数百万円で、小さなホームページなら10万〜80万円ほどです。
迷ったら、金額より「何が含まれるか」を見てください。
さいごに、要点をふり返ります。
- ホームページ制作の相場は数万円〜数百万円。
小さなホームページなら、フリーランスで10万〜30万円、制作会社で40万〜80万円ほど。
差は「作り方」「頼む先」「ページ数」で決まる - 見積もりでは、文章を誰が書くか、名義、権利、修正の回数、月額の総額を確かめる。
作ったあとも、サーバーとドメインで1年に約1万4,000円〜2万円が一例 - 自分の会社の目安は、元が取れる件数で決める。
最初は小さく作り、必要なページをあとから足す
見積もりで迷ったら、まず「文章を誰が書くか」を確かめてください。
そのうえで、元が取れる件数を計算すると、自分の会社に合う金額が見えてきます。
自分の会社に合う範囲が分からないときは、お問い合わせフォームからご相談ください。
ご相談から、何から始めるとよいかをお伝えし、お見積りを出すところまでは無料です。
